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歳時記2月 二十四節気「立春」

立春

梅の花、ウグイスの声…春の足音が聞こえてきます

節分の翌日に迎える立春は、冬から春に映る時期

厳しい寒さも立春迄

少しずつ日脚が伸び、気温が上がり始め、木々は芽吹き、生き物たちの目覚めも間近だ

旧暦では、立春が一年の始まりと考えられていたため、「正月節」「歳首月」とも呼ばれる

また、あらゆる節目の基準日とされ、八十八夜や二百十日等の雑節は立春から数えて暦に記し、農作業の目安にされた

ちなみに「春一番」は立春以降、最初に吹く強い南風のこと

 


《植物・生き物》

ウグイス/メジロ

美しい鳴き声で春の訪れを知らせてくれるのがウグイス

メジロは目の周りが白いのが特徴で、集って花の蜜をついばむ姿が愛らしい

アセビ

日本原産で日当たりの良い山地に自生

スズランのような花が咲き誇る様は万葉集にも登場する

《風物詩・習わし》

横手かまくら祭り

雪洞の中に水神を祭る、小正月の伝統行事

秋田県横手市で毎年2月15~16日に開催される

針供養

折れた針を豆腐などにさして供養し、裁縫の上達を願う

関東では2月8日、12月8日に行う地域も



【暦のことば】

初午(はつうま)

初午とは2月最初の午の日

この日は各地の稲荷神社で豊作、商売繁盛を祈願する祭札が行われる

中でも稲荷ぢン港の中心である伏見稲荷大社(京都)の『初午大祭』が有名



《季節のレシピ》

豊作、商売繁盛を祈願して

初午いなり寿司

 

【材料・作りやすい分量】

油揚げ…5枚

米…2合

すし酢…大さじ5

みりん…大さじ2

 

ーAー

だし汁…300cc

醤油…大さじ2・1/2

砂糖…大さじ2

塩…小さじ1/3

【作り方】

❶米は少し硬めの水加減にして炊く

炊きたてにすし酢を加えて混ぜて冷ます

❷油揚げを横半分に切って袋状に開き、鍋に入れ、[A]を加えて中火にかける

途中で上下を返し、煮汁が半分になったらみりんを加え、煮汁がほぼなくなるまで煮る

❸油揚げが冷めたら汁気を軽く切り、すし飯を詰める



七十二候

東風解氷

「はるかぜこおりをとく」

東から暖かい風が吹き始め、張り詰めていた厚い氷を溶かし始めるころ

春の気配が少しずつ感じられるようになる

黄鶯睍睆

「うぐいすなく」

春の訪れを告げる「ホー、ホケキョ」という美しい鳴き声

年の最初に聞くウグイスの声を「初音」という

魚上氷

「うお こおりをいずる」

温かさを感じ始めた川の魚が動き始め、割れた氷の下から飛び出すような時期

渓流釣りが解禁となる地域も