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歳時記1月 二十四節気「大寒」

大寒

厳しい寒さと力強くなる太陽。かすかに春の気配が漂い始めます。

冷たい空気に思わず身体が縮み上がる季節

朝、道端の土に目をやると白い霜柱

思わず、サクサクと踏みしめて遊んでしまった経験がある人も多いのではないだろうか

この時期、寒さはとても厳しいが、太陽は少しずつ力強さを増す

生き物たちは敏感に春の気配を感じ取り、目覚めの準備を進めているようだ

このころの気候が「三寒四温」

寒い日が3日続いた後、暖かい日が4日続き、寒暖を繰り返しながら季節は春に向かっていく


《植物・生き物》

カワラヒワ

澄んだ声で「キリリ、コロロ」「ビィーン」と鳴く

飛ぶと見える翼の黄色い模様が美しい

 

ジョウビタキ

オスは胸の部分が美しい橙色

冬になると訪れる小さな渡り鳥で「ヒッヒ、カッカッ」と鳴く

 

節分草

日本原産の山野草で、節分ごろに咲く

寒い時期に目を出し、春先の短期間にだけ咲く、可憐ではかない春の花 

《暦の言葉》

骨正月

正月祝い納めの日

京阪神地方では正月に食べたぶりやタイの骨を野菜と一緒に煮て食べることから「骨正月」と呼ばれる

《風物詩・習わし》

樹氷

雪が樹木に吹き付けられて固まったもので、真っ白な姿が独特な世界観を表す

山形県の蔵王連峰が有名


《季節のレシピ》

お酒のダシでぽっかぽか常夜鍋

【材料・作りやすい分量】

チヂミホウレンソウ…2束

薄切り豚もも肉…200g

昆布…5cm角

酒…大さじ3

ポン酢…適量

【作り方】

❶土鍋に昆布と水をたっぷり入れ30分ほどおく

チヂミホウレンソウは根っこを十字に切り、食べやすい大きさに切る

❷1の土鍋を火にかけ、沸騰したら、酒を加える

ほうれん草と豚肉を加え、火が通ったらポン酢をつけて食べる



七十二候

款冬華

「ふきのはな、さく」

フキノトウは、雪解けを待たずに顔を出し始める春の使者

寒さはピークだが、草花は春に向けて準備を進めている

水沢腹堅

「さわみずこおりつめる」

水は冷たさを増し、池には厚い氷が張り詰める

一年で最も寒い時期を迎え、庭先のバケツの水も氷ることが増える

鶏始乳

「にわとり、はじめてとやにつく」

厳しい寒さが続くが、日は少しずつ長くなり、春の気配を感じ始めた鶏は卵を産み始める